『ニュースの読み方使い方』 池上彰 著

ニュースの読み方使い方 (新潮文庫)

ニュースの読み方使い方 (新潮文庫)

第3章 私の情報整理術、第4章 私の読書術 あたりを中心に。
新聞記事のスクラップは、一定期間寝かせてからニュースの重要度がある程度見えてくる段階で。台紙は例えばA4のルーズリーフなど、形が揃っていれば何でもよい。
本はジャンル問わず読み、現在は年200〜250冊ほど、書店には毎日通っているという。読書メモはとくにとらず、読了日と書名をメモする程度。

読んだものをすべて覚えているわけがない。(中略)穴だらけのバケツで水を汲んでいる状態なので、どんどん忘れていきますが、少しは残る。そこに意味があるのではないかと思っています。(p.147)

ニュース記事にある「消息筋」は、しばしば記者自身のことがあるそうだ。「首脳」、「幹部」、「周辺」など、そういえば具体的に誰を指すのかよく分からない呼称は他にもある。