『桜庭一樹読書日記』 桜庭一樹 著

尋常でない読書量のため、普通に日記を書いたら読書日記になった、という感じの本。したがって、普段の生活を垣間見ることもできる。例えば、お湯をたっぷり沸かして、とろろをすってねぎを刻み、七味多めの山かけそばで温まったり、ジャムをなめつつコーヒーを飲んだり。これと読書の取り合わせ、とくれば、何やら至福の時間の感がある。
ところで、感激したときなどに、その本のプロットを図形にして書き出してみることがあるということで、どんなルールでプロットを表現するのか興味深かったが詳細はなく残念。