『超高速勉強法』 椋木修三 著

図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる!

図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる!

著者は、記憶の達人としてテレビ番組に出演した経歴を持つ。
勉強のちょっとしたコツを思いつくままに列挙した感があり、あまり系統立っている感じは受けないが、かなり実戦的というか、本質をついたTipsが多い。なぜそう思うかというと、経験上、自分が何かしらの成果を出したときに実行していた工夫と同じような工夫がいくつか載っているので。
良いと思ったものをメモ

  • 生身の言葉での自己暗示は効く
  • ゴールから逆算する計画立案
  • 長時間より細切れ時間
  • 歳を取って頭が固くなるのは、知的好奇心が減退しているから
  • 速読で予習、前倒し
  • わからなくても先に進む。繰り返すうちにそのうち分かる。全体の把握が最も重要
  • プラス思考
  • 自律訓練法

また、速読法の項では、1行を2ないし3ブロックに分けて、ブロックを見るべし、というような記載があった。つまり、視線を流れるように進めるのではなく、トントンとブロックごとに置いていくように読む。これは目から鱗だった。実際これでかなり速くなった。