『私塾のすすめ』 齋藤孝、梅田望夫 著

私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書)

私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書)

読みながらずっと、落ち着かないというか、すっと入ってこない感じがあった。「おわりに」で二人の共通点が示されているところで、あぁなるほどと少し納得。
大人から見て子供の率直な感性が眩しいと感じることがあるけれど、それと似た感じなのかも。大人は、子供の頃に思い描いていたよりずっと保身的で打算的でおバカさんなものだが、この二人はそこに染まらずに純粋な感性を保ち続けているのかもと思った。これは、私自身がおバカな大人の1人であることの裏返しなのだけれども。